金剛会空手について
金剛会空手は、フルコンタクト空手と同様に素手の突きや素足の蹴りを実際に「当てる」「効かせる」稽古を行っています。
その内実は古流の空手の型を大切な基本とし、「立つ」「歩く」といった何気ない姿勢や動作の中に秘められた力を、
激しい攻防の中でも実現できることを目指しています。
稽古の目的
金剛会では、空手を通して知性と感性を磨き、それらを統合した「悟性」(知性と感性の統合的な一体理解)を深めることを目的として稽古を行っています。
真剣に取り組めば取り組むほど、知性(頭脳・intelligence)で概念を理解することも、感性(身体の五感・five senses)をフルに開いた反復練習によって理解することも、どちらも必要な両輪であることを実感するでしょう。最終的な目的地は遠いかもしれませんが、「目指そう」と思った人にだけ得られる確かな前進の実感がそこにあるはずです。共に精進を目指しましょう。
稽古と実践
私達の稽古は、礼に始まり礼に終わることを大切にしていますし、実際に突き蹴りを打ち込みますが、空気感は驚くほど朗らかです。
1.礼
2.突き蹴りの基本となる反復動作や移動稽古
3.「打たせ」などの約束組手や「ミット打ち」
4.「スタミナ稽古」や「マススパーリング(組手)」など
5.古流空手に基づく「型」
6.礼
試合が迫る時期には、お世話になっている道場(極真空手)に出稽古に行き、組手(スパーリング)の経験を積んでいます。
勝つメンタルコーチング
本番に強くなるメンタルトレーニングの一つとして、「稽古は試合のように。試合は稽古のように」という方法があります。
この方法では、本番を想定した練習を行うことによって、本来の実力を本番で発揮できる精神的な素地を作りますので、本番当日は「これまでの練習通り」にやり切るだけとなります。強いプレッシャーがかかる環境でも「普段どおり」が一番強いのです。空手以外にも、スポーツや仕事の場面でも活きる普遍的な方法とも言えるでしょう。
金剛会空手の代表である松永光正は、自身の武道空手や教育の経験を活かし、対話型のコーチとして、達成したい課題に応じて1ON1のコーチングセッションを行うことができます。
対話だけではなく、感性(五感)を全開にする空手の稽古と組み合わせることで効果が高まります。